
カスタム列の使い方:財務の科目から自分だけの指標をつくる
企業データラボ
·使い方
企業データラボのカスタム列で、勘定科目を組み合わせた独自の指標を作る手順を解説します。過去の期の値と関数(AVG・IF など)の使い方、式の例、表計算ソフトで同じ分析をするときとの違い、チームで定義をそろえる方法も紹介します。
自社の KPI や投資基準を、多くの会社で一度に計算できないか?
- 社内で使っている独自の指標を、競合にも同じ定義で当てはめたい
- 3期平均や伸び率のように、過去の期を使った指標も比べたい
- 決算のたびに表を作り直す手間を減らしたい
財務分析の多くは今も表計算ソフトで行われています。柔軟で使い慣れた道具ですが、比べる会社や期が増えるにつれて、手間とミスの危険が大きくなります。
- 決算資料から数字を写す手作業に時間がかかり、写し間違い・参照のずれに気づきにくい
- 決算のたびに数字を更新し直す必要がある
- ファイルが人ごとに分かれ、指標の定義がそろわない
- 会社の数が多いと、全上場企業を対象にした比較ができない
財務の科目を組み合わせた「式」で、自分だけの指標を作れます
カスタム列は、財務の科目を変数にした計算式から、表の列を作る機能です。決まった指標だけでなく、社内の KPI や投資の判断基準を、そのまま約3,700社に当てはめられます。
作り方の流れ
- 「表示項目」から「カスタム列を追加」を開く
- 列名と単位(%・倍・百万円など)を入れる
- 右の一覧から変数(売上高・営業利益など)を選んで式を組み立てる
- 必要なら連結区分と、色分けの上限・下限を決める
- 「追加」で全社の値が計算され、表に列が並ぶ
過去の期と関数
期間で「1期前」「2期前」を選ぶと、過去の期の値を式に使えます。AVG(平均)・SUM(合計)・MAX・MIN・IF などの関数と組み合わせれば、3期平均や伸び率も1行の式で書けます。
活用例
表計算ソフトとの使い分け
カスタム列では、数字を集める作業が要らず、式を1つ作れば約3,700社に同じ定義で当てはまり、決算のたびに計算し直されます。資料に載せる表や細かな加工は、結果を CSV・Excel に書き出して表計算ソフトで行う、という使い分けが効率的です。
カスタム列を組み合わせた目的別の分析の例は、「独自の指標でスクリーニングする方法:投資基準を「式」にする」や「スクリーニングをスコアリングする式:MIN と MAX で条件を0〜100点に変える」をはじめとする「分析レシピ」の記事で紹介しています。
企業データラボなら、作った指標がそのまま残り、同じ定義で使い続けられます
計算結果は保存され、次からはすぐに表示されます。指標の定義が式として残るので、担当が変わっても同じ数字を使えます。
作った列で並べ替え・絞り込みをしたり、色分けで基準を満たす会社をひと目で見分けたりして、約3,700社の中から目的に合う会社を探せます。
自社の KPI や投資基準を式にして、約3,700社に同じ定義で当てはめられます。
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